【腹脳の開発】は、まず心身の調和から、心身の調和は、気の流れを整えること。
今日は、夕方から雨が降る予定ですが
例にもれず、蒸し暑さが増してきていますね。
道家道学院 札幌道学院です。
社会に出て、色々ともまれますと、
大体の方が、このようなことを一度は思ったことはないでしょうか。
- 感情に流されず、平らな心で生活したい
- 困難が目の前に現れても、臆せず進める、腹の座った自分になりたい
それを、実現させるのに、必要なのは「腹脳の開発」ではないでしょうか。
ただ、この『腹脳の開発』ですが、タイトルにもあるように、
まず心身の調和が大切です。
どんなに、『腹脳~~~~~』と思って見ても、
体に不調があったり、
日常的に、不平や不満で気持ちが揺れ、怒ったり、いじけたりしているのでは
難しいといえるでしょう。
まずは、心身の調和が必須となるのです。
■ 三つの行法で服脳を開発する
道家の座行(静座法)をしますと、脳や体全体に気がめぐりますから、
ものごとの重要な判断とか、感知、実践、実行といったことなどが
腹脳で判断されるようになります。
そうなると人は無為自然にとなるのです。
◇◆◇ 中略 ◇◆◇
ところが、心が固い人は、この境地達することがありません。
それは我執や病気があるからです。
体の気を消耗しすぎて、気が不足したり、停滞したりすると、
腹脳が思うように開発されないのです。
──早島妙瑞著 「タオのひけつ」より
上でご紹介しました座行のやり方は、
実は「タオのひけつ」には、掲載されていません。
ですが、座行というのは、心身の健康が伴ってこそ。
興味本位で試されて
ああなんだ、こんなものか・・・と、
やめてしまったりしないためには、
事前の“なぜ行うか”の部分が
非常に重要になってきています。
真剣に【腹脳開発】を願うあなたには
まずは、心身の気の流れを整え、どうして腹脳開発したいのかを
しっかりと、認識する必要があると思います。
イライラせず、困難を乗り越える自分になりたい
いつもどこかで、焦ってしまう自分を変えたい
問題点を見極められる、判断力が欲しい・・・
イライラは、血の流れを正常にし肝臓を整え、
焦ってしまうのは、心臓を丈夫にする
迷いやすいのは、全体の内臓の気が整える
こんな少しの努力で、緩和するのです。
いつもイライラしている人をよく見てみると
共通した性質に気がつくたとえば攻撃的な態度をとったり、
少しのミスも見逃さないといった性質である。これは、身近な人を思い浮かべてみるとよくわかるだろう。
少しの時間も無駄にしないように突っ走ってると、
ストレスがたまって心身が弱ってしまう。イライラしやすい人は普通の人の七倍も心筋梗塞になりやすい
というデータもあるのだ、なんとも恐ろしい数字だ。
──早島正雄著 「体を整える「気」のすべて」より
イライラというのは、
自分自身に大きなダメージがあります。
大した不調はないと思っていても
他の人に比べ、イライラしたり、くよくよしたり
慌てることが多いなと感じる方は、体の気の流れを変えることも
視野に入れられてはいかがでしょうか。
さあ、本気で腹脳開発を望むなら
まずは、心身を調和させるために、気の流れをよくしませんか?
あなたの自分らしい生き方を応援します!!
自分の力でない、何物かに動かされているような生き方
▼腹脳で生きる~無為自然に生きる
http://tao-academy.jp/muishizen/muishizen-013.html