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【遅ればせながら】アナ雪の『ありのまま』と『無為自然』を、私なりに考えてみた。

大流行すると、なんとなく気恥ずかしくなって、結局見ない・・と、いうことが多い私ですが、遅ればせながら、先日「アナと雪の女王」を見ました。

 

こんにちは、道家道学院 札幌道学院です。


アナと雪の女王」と言えば、有名な「ありの~ままの~」の歌ですが、
私も、鑑賞する以前より、歌だけは例外なく知っていました。

なによりも「ありのまま」=「無為自然
と、認識している私には、とても興味深いものだったからです。

ですが「ありのまま」は、具体的に説明するには、ちょっと難しい言葉で、
それを「アナと雪の女王」は、見事に表現しているな~と感じました。

そこで「ありのまま」「無為自然」を「アナと雪の女王」で、私なりに表現してみたいと思います!


ありのままに楽しく豊かに「タオのひけつ」より

 

無為とは、はからいのないこと

人為的・作為的でないこと。

自然とは、無理をしないこと、
飾らないこと、ありのままということです。


だから、タオイズムの無為自然とは、
何もしなこととか、努力しないこととか、

のんびりすることなのだろう、と
はやとちりする人もいるようです。


 ◇◆◇ 中略 ◇◆◇

しかし、無為自然をそのように
消極的なものとか、
あるいは非生産的なもの、
不活発なものというようにとらえるのは誤解です。

よく言われるように、
「隠遁(いんとん)」
(世の中から逃れて隠れること)するでもなく、

また、「厭世(えんせい)」
(世の中を嫌なものと思うこと)
することでもありません。

それは、人生を喜び、
内面の豊かさを尊び、

そして生命の讃歌を高らかに謳い上げながら、
充実して生きるものです。

「道に則って、
ありのままに楽しく、豊かに生きていく」

とういことが、
本来の無為自然の姿なのです。


 ──早島妙瑞著 「タオのひけつ」より

 


アナと雪の女王」と「無為自然

 

ちょっと、勘違いされがちな『無為自然』。

その勘違いした無為自然は、エルサのちょうど「ありの~ままの~」と、うたっているシーンがあらわしています。

これは上記の「タオのひけつ」抜粋にある、「隠遁」や「厭世」を決めた瞬間に、ほかなりません。

自分は、他と違うからといじけ
自分は、人を傷つけてしまうから

と、人から不自然に離れた山の中に身を隠します。

ありのままの自分を好きになって
私は自由よ

とうたいながら、どこか、表情は曇ったままです。

ありのままといいながら、心の奥底で自分を認めていなかったから

だから、そのさみしさが、雪となって国を覆います。


「私を見て」


実生活にもないでしょうか?

いじけ、引っ込み、
自分はこういった性格だからと

苦しく、悲しい思いをしまいこんでいないでしょうか?
苦しく感じるのは、「ありのまま」ではないのです。
悲しく、暗い気持ちになるのは「無為自然」ではないのです。

だからと言って、開き直って、聞く耳を持たないこととも違うのです。

身を隠して生きて来たエルサに、アナは何度も、扉をたたきます。
そしてとうとう、身を隠した雪山にさえ、会いに行こうと必死に進みます。



そしてラストシーンでは

自分を、アナを、受け入れたことによって、雪は消え、冬は終わりを告げました。
そして自然と周りが変わり、人々が変わりました。


このアナと雪の女王は、本当の自分らしさとは、無為自然とは、をみごとに表現していると、感じます。

エルサが本当の自分を好きになって、自分らしさを受け入れ、国に幸せが訪れた。


国全体が自分だと置き換えると、少しわかりやすいような気がします。

ポジティブな自分(アナ)
ネガティブな自分(エルサ)
それによって影響される心身(国)

嫌いな性格も、コンプレックスも、全部まるごと自分なのです。
自分を受け入れ、そして、自分らしい魅力に気が付き、ありのままに、楽しく力強く人生を歩みませんか?

 

アナと雪の女王の大ヒットにより、『ありのまま』が注目された今だからこそ

ありのままに、無為自然に楽しく生きる人生を味わっていただきたいと願っています。

無為自然」になるには、難しい訓練などは、必要ありません。
ただ、体の気の流れを活発にし、心のこだわりだけを、ちょっと横に置く。

そのコツは、幼いころはみんな知っていた、だれでもできていたものなのです。

 

>>感情もありのままに表現する~無為自然に生きる