老子の言葉 『水ほど柔弱なものはない』
こんにちは、道家道学院 札幌道学院です!
老子の言葉には、
『水』に関する記述が多いと耳にします。
『上善は水の如し』が、有名ですが、
今回は、老子道徳経 七十八章の
この言をご紹介いたします。
『老子道徳経』七十八章 水ほど柔弱なものはない
天下に水より柔弱なるは莫し
而も堅強なる者を攻むるに
之に能く勝つこと莫し
──柔軟で弱いように見える水が、実は最も強い
一個人のWEBサイト BEST TIMES(ベストタイムズ)に
掲載された早島先生のコラムでくわしくご覧ください。
老子の言葉 「水ほど柔弱なものはない」
固い相手には、柔軟に向かう【老子の言葉を学ぶ】
『老子道徳経』第七十八章の言葉を、ご紹介致します。
「水はもっとも柔弱であるが、固くて強いものを攻めるには、これほど強いものはない」という老子の兵法の極意です。つまり、剛強には、柔弱をもって向かうのが良いというのです。
これは、私たちの日常の過ごし方に、素晴らしい示唆をあたえています。相手が強く出てきたら、こちらは柔らかく優しく対応するのがよいということなのです。
あどけない孫娘がニコニコと話しかけると、今まで仕事のことで怒っていたお爺様が、急に笑顔になる、そんな光景を目にされたことがある方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんや幼児の無邪気な笑顔は、誰もを笑顔にしてくれます。日常の忙しさにかまけて、つい固い顔になっている私たちは、幼児の柔らかさに大いに学ぶところがありそうです。 続く>
健康に大切な柔軟さと、 頑張らない生き方【老子の言葉を学ぶ】
水に学ぶ柔軟さは、私たちの心や体の健康にも、よい示唆を与えてくれます。
体が硬くなり、老化してきたら、柔軟な心や体を目指すのが良いのです。血管も若い時は、血液もきれいでサラサラと流れていますが、年とともに、老廃物がたまり、血管壁に付いて、だんだん流れが悪くなり、血管も硬くなります。
その血管を柔らかく保つには、体にストレスを与える無理に急激な運動や、厳しいトレーニングに挑戦するよりも、柔軟な呼吸で、酸素を取り入れながら自然に体を動かす有酸素運動や、やさしい無為自然な動きから入ることが良いのです 続く>
■人生を最高に生きる老子の言葉七十八章「水ほど柔弱なものはない」
水に学ぶ、
老子の兵法など
気になる言葉が出てきました。
老子の言葉は、
自然体で、無理がなく
いつの間にか、上に立ってしまう・・・
そんなイメージが浮かびます。
老子道徳経のわかりやすく解説してある本
『老子道徳経の読み方』も、ぜひご覧ください。
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